その彩り・味、あらゆる部分の繊細さと奥深さに魅せられて、故郷を離れ京の入り口酒蔵居並ぶ伏見にある京料理「くれたけ庵」にて学びました。素材や技術はもちろんのこと、そこで一番得たものは“おもてなしの心”でした。それがあるかないかで、京料理の味は大きく変わる。それほどに繊細で研ぎ澄まされた感性を必要とするものです。手間ひまをかけてあるが故、大変恐縮ではございますが時には少々お時間をいただく事もありますがご理解をいただければと思います。その中で当店を選び、大事な一場面でご利用いただけることへの感謝は計り知れず、感慨深いものでもあります。そんな大切な大切なお客様に、当店ができること、それこそが本場京都で学び得た“おもてなしの心”なのです。くつろげる空間で、こころゆくまで京料理を堪能していっていただきたい、そしてお客様と味を通じて心のかようお店でありたい、そう願っております。皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。